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Gallery 空間について

KODA Gallery



2021年に小西克典設計室さんにお願いしてできたこの空間。
90㎡の3分の1がパン屋の厨房、3分の1がカフェスペース、3分の1がギャラリーとなりました。

呉服屋(1929)
→衣料品店(1990頃)
→ブティック兼ドイツデザインショップ(2015頃)
と変化を遂げてきた建物

私たちがこういったアートとパンが混ざった空間を作ったわけ

KODAがある街は山や川など自然が豊富な地域では、美術館やギャラリーとは無関係な生活をしている人も多くいます。パン屋には老若男女きてくれます。そんな誰もが、少しでもアートや工芸に自然と触れ合ってくれたらと思いでこの空間を作りました。(あと店主が突然パン作りにハマったから。)この地域のアートに携わっている人とドイツ在住のアーティストやデザイナーたちが協力して企画運営しています。

また、子供の頃の体験は、後々忘れてもその人の一部になっているはず。そう思って、パン屋に来てくれる子供たちが、アートに興味を持ってくれるのを嬉しく思っています。これは余談ですが、KODAから100mほどで最近整備された里山公園の入り口があります。プレッツェルとコーヒーをテイクアウトしてトレッキングにも行って欲しいです。20分くらいで小屋のあるちょっと広い展望地点に出ます。4歳くらいでも歩いていける山道です。

入り口の正面に立った時にギャラリー側を見るとこんな感じ。
ギャラリー側から見たパン屋のカウンター
パン屋側。営業日には右側にブレッツェルなどのパンが並びます。
イートインスペース上の窓。席を立つと中で働いている人たちが見えます。壁の質感がお気に入り。
営業日の店内の様子。陶芸展開催中。
里山公園の展望地点。KODAから100m里山公園入り口を登って20−30分。小屋にはベンチがあります。